プロフィール
渥美 育子 21世紀を変革する"グローバル教育"の創始者
一般社団法人 グローバル教育研究所 理事長
株式会社 グローバル教育 代表取締役
青山学院大学卒業後、カナダブリティシュ・コロンビア大学(創作科)、トロント大学、更に英国
ケンブリッジ大学などで学び、その後、米国ウェールズレー大学、ハーバード大学ラドクリフ・
バンテイング研究所で「文化の世界伝播についての研究」に従事。
1983年、当時の米国企業が世界に盛んに進出し始めた際、幹部陣が米国の経営法をグローバル
スタンダードだと信じ、各地でマネジメントに苦しんでいたことに対して、異文化マネジメント研修、
コーチング、コンサルティングを行う(株)インターカルチュラル・ビジネス・センター(IBC)
をボストン郊外に設立。
そして、1986年に米国タイム誌が異文化マネジメント研修のパイオニアとして同社を紹介したことを
きっかけに、IBM・イーライリリー・フォードモーターズ・ゼロックス・デジタルエクイップメント・
バシュロームなど、フォーチュン500のトップ企業の幹部から続々とセミナー実施の要請を受け、
米国のマスコミからの取材、各地での講演の依頼が殺到するようになる。特に、DuPont Worldwide社
及びUnited Technologies Corporation(UTC)社に関しては、15年もの期間にわたって、幹部及び
部下達の異文化ビジネス研修を任された。
1990年代に入り、「国際化」から「グローバル化」へと世界が変わっていく中で、多国籍企業から
グローバル企業への変革を支援すべく、35ヶ国出身のインストラクターを集めるに至る。 また、
一連のプロセスの中で、グローバルビジネス支援ツールとして、
<文化の世界地図>™
<グローバルナビゲーター>SM
グローバルコンピテンシーテスト等を開発して、以降の研修の柱となった。
2001年春には、アジア市場進出としてシンガポールにオフィスを構え、シンガポール政府(大蔵省・
通産省・交通観光省)やデンソーインターナショナル等に対して、同様の支援を行うようになる。
そして同年9月、米国同時多発テロを間近で体験し、人生観が一変。企業教育だけでなく、子どもたち
にも「世界共通教育」の必要性を痛切に感じ、3年かけてこれがグローバル教育だというプログラム
<地球村への10のステップ>を関発する。愛知万博でデビューした。
以上の経歴の後、2007年6月より日本に居住。
日本はグローバル化に失敗、30年時代に遅れてしまったため、国際競争力を取り戻す一助として2010年
12月に(株)グローバル教育を設立。FCエデユケーション、エンジャパンとの合弁を経て、日本の大企業
(川崎重工業、日立製作所、IHI、アドバンテスト、日通、伊藤忠、NTNなど)にグローバル研修を行う。
また、2012年、(一社)グローバル教育研究所を設立、70名近い認定講師を養成するとともに、30の
中学高校にグローバル教育を導入してきている。現在、世界の人々が“地球”と“人間”について同じ
テーマで学ぶ<世界共通教育>の実施を提唱中。
近著『世界で戦える人材の条件』(PHPビジネス新書)、開発した『<文化の世界地図> ™
&ナビゲーター』(世界地図社&IBC プレス)はグローバル教育の基礎ツールとして広く使われている。